システム紹介
システム
「音マップ」では、これまでWEBのアクセシビリティの面からは敬遠されがちであったFLASHをインターフェースに用いています。このインターフェースから各マップデータを読み込み、テキストデータを読み込んで表示や音声の出力を行っています。
インターフェースには音声の出力機能も組み込んでいるため、音声読上げソフトや他の特別なソフトを必要としません。無償で提供されているFlashPlayerが組み込まれたPCであれば、ソフトのインストールも必要ありません。
また「音マップ」ではマップやテキストデータの読み込みも全てFLASHのインターフェースで制御するため、サーバ側にも特別な仕組みは必要ありません。通常のWEBサーバ機能のみで動作しています。
マップデータ
FLASHはベクトル形式の画像を作成する事が出来る為、マップデータもFLASHのファイルを使用しています。そのため非常にファイルサイズが小さく、画像が劣化することなく拡大/縮小する事が出来ます。
マップデータはFLASH内部で、部品化された面や線がプログラム制御可能な名前付きのオブジェクトとして配置してあります。
NAVIEWプロジェクトでは、NAVIEWにトレースした地図データを保有しているため、先ずは広域の地図データでシステムの有効性などの検証を行いますが、施設の案内図や簡単なイラストなど、色々な「マップ」への適用を考えています。
テキストデータ
「音マップ」では読上げの文章をひらがなで設定し、FLASHのインターフェースで読上げています。この読上げの文章や表示用の文章、名称などをテキストファイルに記載し、各マップデータと対で使用しています。
またこのテキストファイルには各オブジェクトがボタンとして動作に関わる際の設定も記載しています。例えば、同じマップファイルで道路表示と地名表示を切り替える。別の地域の音マップを読み込む。他のサイトを表示するなどの動作を指定しています。